得をしなくてもいいから、損はしないでおこう。
矢野:「キープ ユア スマイル」これが私の目標としていることです。
中原:私も笑顔はとても大切なものだと思います。でもそれは特別なことじゃなくて、ごく自然なこととして。みんな日常生活の中で意識しなくても、笑顔になる時があるでしょ?赤ちゃんを見た時とか、何かをごまかす時もそうだし。(笑)だから、つまらなそうな顔をしている人がいらたいつも言うんです。損してますよって。そうするとみなさんハッとされるんです。得をしようって思っていなくても、みんな損はしたくないものでしょ?
矢野:なるほど。たしかにそうですね。
中原:それに、つまらなそうな顔をしている時って、誰かのせい、何かのせいにしている時じゃありません?あの人がこうだったか、忙しくて時間がないから、とか。だけど、それでもあなたは笑顔でいてもいいじゃない!?って。
矢野:笑顔が嫌いな人はいないですからね。全世界どこに行っても通用する、数少ないコミュニケーション手段のひとつですよね。
中原:そうですね。笑顔を向けるってことは、相手を受け入れるってことだと私は思うんです。だから笑顔をむけられて嫌な人はいないんじゃないかなって。自分のことを受け入れてくれる相手に対して敵意を持つ人はいないから。
幸せの呪文「キープ
マイ スマイル」
中原:でもうまく笑えない時ってありますよね。こう言っている私も笑えない時期がありましたし。
矢野:それはどうやって克服されたんですか?
中原:頑張って笑顔でいるようにしました。生徒さんにいつも「表情が変わる。振舞いが変わる。心が変わる」って言ってるんです。頑張って表情を変えていけば、最後には心も変わっていくものだと信じています。
矢野:そうですね。患者さんで歯について悩みがある方は、十分に魅力的な方でも、ご自身でコンプレックスになってしまっているので、そう言われても笑えないっておっしゃいます。歯をキレイにしてさしあげるだけで、パッと明るい表情をされます。きっとそれは、内面にも変化が起きているからなんでしょうね。そしてそういう表情を見た時、私もすごく嬉しくなって自然に笑顔が出てきます。
中原:外面と内面がうまくバランスがとれたときの笑顔ってとっても美しいですよね。
矢野:本当にそうですね。歯医者を始めた時には、笑顔に特別思い入れがあったわけではないのですが、たくさんの患者さんを治療していく中で、晴れやかな笑顔を見るにつけ、その魅力に引き込まれてしまいました。今では「スマイルコーディネーター」と称して、ただ歯を治療するだけではなく、素敵な笑顔のお手伝いが少しでもできればと思っています。
中原:「キープ ユア スマイル」ですね。
矢野:これからも“いい笑顔”のために、お互い頑張りましょう。
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